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2010/06/07 (Mon) 17:15
苦難は幸福の門

お疲れ様です。

本日も最近読んだ本の一節を・・・。

人が恐れきらっているのは苦難である。なかでも病気、災難、貧苦・・・世に少しの苦しみもないという家はまことに少ない。必ず何か一つ、「これだけが片づいたら」と念じている「困ったこと」がある。これが今までは「ただの困ったこと」であった。
昔の人達は苦難は悪魔の仕業だと見て、忌みきらった。ある人は罪のあらわれだ、業の報いだ、仕方ない、あきらめる外ないと考えた。
「天の将に大任を是の人に降さんとするや、必ず、まずその心志を苦しめ、その筋骨を労す」【孟子】
「患難をも喜ぶ、そは患難は忍耐を生じ、忍耐は練達を生じ、練達は希望を生ずと知ればなり。」【ロマ書】と。
又古の勇士は、「我に七難八苦を与えたまえ」と三日月に祈ったと言われる。
これは苦難は天の試練である、堪えしのんで努力すれば、よい結果が来ると考えたからであろう。
しかし今や、百尺竿頭さらに一歩進めて、苦難は、生活の不自然さ、心のゆがみの映った危険信号であり、ここに幸福に入る門があることがわかってきた。そしてこれは、日々多く体験者によって証拠立てられている。
これがはっきりわかれば、もう苦難を恐れきらうことがなくなる。いや、よろこんで苦難に立ち向かう。にっこり笑ってこれに取り組む。そして苦難の原因になっている生活のあやまり、心意の不自然さを取り去ると、かつ然として幸福の天地が開けてくる。苦難の黒幕がひらかれた時、その奥には、明るい幸福の舞台が用意されているのである。
生命に生きぬくその門は、狭い、入りにくい、又苦しい、痛い、みにくい。それがひどければひどいだけ、しっかりと足をふみしめて、門のとびらを強くおし開こう。
にっこり笑って、エイと一声・・・・かけ声勇ましく、かたい扉をおし開こう。その奥には光明、歓喜の世界が待っている。
苦難は幸福に入る狭い門である。

苦難の先には必ず幸福がある。それを掴むか逃すかは自分自身であると感じました。
   
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